先日、PAT本社が入居するビルで、年に一度の電気系統メンテナンスがあり、全館停電となりました。
そしてメンテナンスが終わった後、電気系統は無事復旧したのですが、インターネット回線が不通となるトラブルが発生しました。

SPは、「経験は力なり」

電気系統の保守は管理会社としては非常に重要です。
平常時に電気が供給されなければ今の時代、ほぼお手上げといっていいでしょう。
電話、インターネットに始まり、日々の業務は電力がなければ何もできません。
よって、この手のメンテナンス作業は、業務に支障がない、各テナントがお休みの週末、土曜日曜に大抵行われます。
しかし、PATは365日稼働している現場がある為、土日祝日も休まず対応しています。
この日はメンテナンスがあるということを想定して、事前にデータから出力できるものは紙で用意。
また電気復旧時の突入電流によるショックを防ぐ為、全電源をシャットダウンしコンセントも抜いておくところまで準備しました。
ところが、復旧時にインターネット回線がつながらないというトラブルが発生。
実は今までも停電時対応によるトラブルは経験があります。その経験を活かして、準備をしていました。

しかし…。

PATは、このビルに移転と同時に、本社クラウド化に着手し、ファイルサーバーやメインの管理システムに至るまで、本データを社内に置かない対応を取っています。
それが仇となったのか、メンテナンスが終わってもシステムを稼働できない状況…。
当日は日曜だった為、インフラのサポート会社も、緊急的なヘルプデスクは繋がるものの、原因を追及できず。
結果、インターネット回線が不通の状況は翌日まで続きました。

そして、ピンチは続きます。

メンテナンスが明けた月曜日はなんと、第一営業日で、いわゆる末日締めの請求書発行日。
このままの状況では大量の請求書を発行できません。もちろん、クルーの手配にも多大な影響があります。
この月曜、どれだけ早く動いて、如何に早く復旧させることができるかがポイントでした。
そして第一営業日は月初朝礼です。
この月初朝礼時に全社内へ現状況を伝え、各自ができる事を整理し、各自業務に挑むよう指示を出しました。
クライアントやクルーへの連絡、翌日の手配状況確認、手配進行、請求書発行などなど。
ネット回線を使用できないことで、何ができてできないか、どう対応するか。社内で慌ただしくも、声が飛び交いますが、見ていると、非常に連携が取れ、一丸となって業務に取り組んでいました。

朝の段階では、長引くかもしれないと、最悪の状況は覚悟していましたが、各業者の協力もあり、なんと昼過ぎには回線が復旧。午後には通常の業務に戻ることができました。

今回の原因は非常にレアなケースで、今後においてはほぼ起こることが無いでしょう。
しかし本社管理本部としては、このような緊急対応時、どのような事が必要か、どのような事を準備しておかないとならないか非常に勉強になりました。
そして何より、このような状況の中で、皆が協力し合い、知恵を出し合って、業務を進めていく姿が非常に頼もしく見えました。
経験というのは、何事にも代えがたい武器となります。
それを活かすことで、いかに助け合い、協力し合う組織なのかという事が試されるとも思います。
強い組織である為に、こうした経験を実業務にしっかり活かしていきたいと思います。